国の交付金3億円使い給食無償化直ちに!区長宛てに財源示して緊急申し入れ
子どもの教育・食育充実を!
今年度は区の負担4億円で給食無償化が実現できます。
金子てるよし区議ら党区議団は4月11日、区長・教育長あてに小中学校の給食無償化を2023年度の4月分から実施するよう申し入れ、財源として国から新たに交付される約3億円が給食無償化の財源に充てられることを伝え、区の独自財源は約4億円で済む財源対策についても提案を行いました。
国の新たな交付金「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の使い方について内閣府は「物価高騰による小中学生の保護者の負担を軽減するための小中学校等における学校給食費等の支援」と文書で説明しています。
党区議団が宮本徹衆院議員室を通じ内閣府に確認したところ、自治体による小中学校の給食無償化は「保護者の負担軽減」にあたるとしており、このことも対応した佐藤正子副区長に伝えました。佐藤副区長は「区長に伝える」と対応しました。
23区でどんどん進む無償化
給食無償化は23区中8区で既に実施され、5区で検討が進んでいます。一方、文京区では区長が「多額のお金がかかる」と言いい、日本共産党文京区議団が提案した給食無償化条例と給食無償化に必要となる年7億円を含む予算修正提案は自民・公明・国民民主・市民等が反対し切り捨てられていました。
【区長への申し入れ事項】(全文は党区議団HPで)
- ①新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する等で、小中学校の学校給食費は2023年度4月分から無償化すること
- ②都に対し小中学校等の学校給食無償化や区独自での無償化へ補助を求めること。
- ③都に都内私立小中学校等での給食や昼食費用の保護者負担軽減のための補助をするよう求めること。