朗報=7月から開始・1個当たり2千円割引に
今年4月から自転車やキックボードなどの利用時にヘルメットの着用が努力義務となりました。
このことを受け、区は5月10日、ヘルメット「購入の負担軽減」と「着用の普及」を図ることで自転車等の利用者の安全運転促進を目的に購入費の助成を行うことを公表しました。
対象は年齢問わず区内在住者とし、ヘルメット利用者も区内在住者としています(事業者は対象外)。
購入者は、区内23店舗(東京都自転車商協同組合文京支部加盟店・文京区自転車TSマーク取得費用助成の協力店)で購入する際に、ヘルメット1個あたり2千円割引となります。(区は自転車店に2千円を補助)ヘルメットは1個3千円から5千円程と言います。
割引開始は7月1日からで、2026年3月末迄で、当面、2千個を想定。6月議会に提案する補正予算に必要経費を含め提案するとしています。
区では2011年度まで子ども用自転車ヘルメット購入費の助成(1個2千円・年間237万円)を行っていましたが、「自転車商だけ助成するのも公平性の観点で検討を要する」とし、翌年度から廃止された経緯があります。当時、金子区議は「予算が減ると聞いたけど本当ですか」と自転車店から寄せられた心配の声を週刊ニュースで紹介し疑問の声を発信していました。
歓迎の声と課題浮彫りに
金子区議がこのニュースを経過も含めSNSで発信すると「何かと出費が多いので喜ばれると思います」「いつからですか」「シェアします」等、歓迎の声が相次ぎました。同時に、努力義務となった4月以降、既に購入した人はなぜ対象外なのかとの疑問も寄せられています。
632億円もの貯めこみ金があることを示し6月議会で事業の内容を質していきます。
(上の写真)金子区議が毎週発行する週刊ニュース「№69 2012.2.12」付
当時のニュースでは「新年度(2012年度)予算案」で三人乗り自転車購入助成額が1台3万円から1.5万円に(年906万円→456万円)、子ども用ヘルメット購入費が廃止(237万円→0円)と報じていました。