6月議会初日 区民世論と結び7回の条例提案・論戦で切り拓く
6月定例議会が8日から始まり、午前10時から開会された議会運営委員会で日本共産党文京区議団含む6会派は共同で、学校給食無償化条例を提案しました。
日本共産党区議団の給食無償化条例の提案は2019年2月に提出したのを皮切りに7回目です。提案会派の区議は計16人と過去最高です。区議選で給食無償化の公約に熱い期待と共感が寄せられたことの反映です。
こうした動きを受け、8日午後2時から開かれた本会議の冒頭、区長は所信を表明した中で区立小中学校の給食費無償化について「9月からの開始に向け準備を進める」と発言しました。選挙前は党文京区議団の要求に、国に給食無償化の財源を求める事すら拒んでいた区長を突き動かしたのは、無償化を求める区民世論とこれと結んだ議会論戦であることは明白です。
区長の所信表明を受け無償化条例を提案した6会派は協議の上、12日午後2時から開かれる区議会本会議で条例提案を取り下げることで合意しました。
日本共産党文京区議団は物価高騰が続く中、暮らし・福祉の充実により文京区政を福祉の増進を追求する自治体に転換させるために、党派を超え広範な区民と力をあわせるとともに、区議会で一致する課題での協力・共同を追求して、諸要求実現に引き続き奮闘するものです。