金子区議が質疑受ける
介護保険制度の抜本的改善求める請願
新婦人文京支部から提出された「介護保険制度の抜本的改善、介護従事者の処遇改善を求める請願」の審議が3日の厚生委員会行われました。
金子区議は紹介議員として「同請願が求める介護保険財政への国庫負担の抜本引上げは、日本共産党は介護保険開始以来求めているが、自民・公明両党も消費税増税前には『増税で財源を得られたら1兆円の国費を投入し、介護保険の公費負担割合を60%に引上げる』と公約していました。今こそ党派を超えた要望にすべき」と採択を促しましたが、自民・公明・維新・AGORA等が不採択を主張し採択されませんでした。
ただ、金子区議の「世田谷では区独自の財政支援を介護施設に行っている」との発言に、自民委員から「規模や財源は?」と質問がありました。金子区議は世田谷区が高齢者介護施設1135施設を対象に1事業者あたり最大88万円を支援するため、9月補正予算に8.7億円を計上したことを答弁しましたが「不採択」の会派であっても、区独自の財政支援について、関心があるようです。党派を超えて文京の介護を支援する区政にしたいものです。
