ご存じですか
古い水道管はどのくらいあるのか
標準耐用年数50年超超の下水道管55キロ
埼玉・八潮市で下水道管老朽化により1月に発生した道路陥没事故ではトラック運転手の方が亡くなられました。所沢では2月に46年前に埋設された水道管破損で道路冠水し、京都でも4月に古い水道管破損し国道が冠水しました。東京都が運営する区内の上下水道管はどうなっているのでしょうか。
文京区内には、標準耐用年数50年を超える下水道管が55㎞に渡り埋設されていることが党区議団の3月の予算委員会での質疑で判明しています。
文京でも既に事故発生
また、区内でも45年前に埋設した古い水道管破損箇所からの漏水により吹き出た水がガス管に当たり、2021年8月に関口1丁目と隣接する新宿区で6552戸がガス供給停止なっています。(福手都議による都水道局への聞き取りによる)。
党区議団は2021年9月の本会議でガス停止事故について質し、区長は「事故原因の調査終了後」に「再発防止策を始め、今後のガス管や水道管の更新予定、住民への周知など」について「関係者と協議する」と答弁しています。
金子区議はこの区長答弁について6月6日の本会議(午後2時半過ぎから)で更に質し、水道管の耐用年数と区内に耐用年数超えの水道管は何キロメートルあるのか明らかにさせ、上下水管の更新と安全化対策推進を求める準備を進めています。
福手ゆう子都議は都に対し、上下水道事業について技能継承ができるよう人材確保・育成を系統的に進めると共に上下水道の老朽化対策(耐震化・液状化・浸水対策)を要求し、あわせて2020年から上下水道の基本料金の減免を求めてきました。
暮らしと文京区民の願いを届ける役割を引続き果たすため全力を挙げる決意です。
