自民衆院議員が都議候補応援か
区「決して好ましいものでない」
自民・鈴木隼人衆議院議員が15日開催の区主催のビーチボール大会での来賓挨拶で「都議会議員選挙が2日前に告示され忙しい中、会長は襷を外してここにきている…皆さんの応援を賜りたい」と発言し、大会運営するビーチボール連盟会長であり、都議選・自民元職候補である中屋文孝氏を応援するよう呼びかけたとして、党区議団は16日、区に政治的中立性確保を求める要望書を提出しました。
総務区民委員会で追及
金子区議は19日の総務区民委員会で鈴木衆院議員の発言について社会教育における中立性の確保の観点を欠き、放置すれば住民の多様で自由な学びの権利を保障する社会教育行政の衰退・変質に繋がると指摘し、区の認識を質しました。スポーツ振興課は「決して好ましいものではない」と答弁しました。さらに、しんぶん赤旗は鈴木議員の事務所に発言の趣旨などについての質問状を送りましたが、期限までに回答はありませんでした。
