千駄木の郷次期運営者に奉優会
介護労働者の雇用と職能守れ
区は来年度からの特養千駄木の郷の運営法人に社会福祉法人・奉優会を選定し今議会に報告しました。
党区議団は昨年秋に、現法人(桜栄会)撤退が明らかになった直後から、ケア労働者の雇用維持が最大の課題と追及し「職員の継続雇用に最大の配慮を求める」との区長答弁を得ていました。
7日の決算委員会で党区議団は利用者・家族から「職員さんはこれからもここで働いてくれるのか」との声が相次いでいると指摘し、夏には地元住民にも呼びかけ入所者と花火を楽しむ企画も生み出した職員集団の職能継続に向け勤務体制含め雇用継承に区の役割発揮を求めました。
しかし、区側は職員の雇用条件は「次期運営法人の判断」、勤務体制についても「今後様々な状況を踏まえ検討されるものと考えております」と答弁に留まり「最大の配慮」からの後退が浮彫りになっています。
昨年秋には利用者・家族・職員と住民から千駄木の郷の「職員の雇用と利用者の生活を守れ」との署名2388筆が区長へ届いており、この世論を力に区の責任で千駄木の郷を守る論戦を進めていきます。
