5カ月で前年の倍に
運動が切り開き、所得制限撤廃が力に
補聴器購入助成の利用広がる
区の65歳以上の補聴器購入助成の上限額を今年4月から7万2450円に引上げた結果、助成数が昨年1年間での65件を大きく超え、8月末までに123件に達していることが、党区議団の決算質疑で分かりました。
補聴器助成制度は新婦人文京支部が請願して実現を切り開き、昨年は年金者組合文京支部が対区懇談で拡充を要求していました。
党区議団は「聞こえの支援を行うことで認知症予防効果もある」との専門医の見解を紹介し制度の拡充を要求すると共に聞こえの支援の必要性について実態調査や補聴器助成利用者への調査も要求しました。
これを受け区は今年度の高齢者実態調査に「聴覚への不安があるか」との項目を入れ、補聴器購入補助利用者にはアンケートを検討していることを明らかにしました。
暮らし・健康・福祉の要求さらに
党区議団は報酬削減され困難抱える介護事業所への支援、聴覚障害者へタブレット支給、放課後デイ無料化、シルバーパス購入補助で一律千円に、都エアコン購入助成への上乗せ、小中学校での教材費無償化、国保・介護・後期高齢医療の保険料値下げ等を要求しています。共に実現させましょう。
高齢者スマホ購入補助“復活”(高齢福祉課 ℡5803-1203)
昨年度末で終了し党区議団が継続求めた高齢者スマホ購入補助が、10日から「スマホスタート補助」(3万円上限)として実施されることになりました!
