【主な経歴】
●2015年から区議会議員。現在2期目。
●1976年生まれ 鹿骨出身 結婚後に小岩へ
●鹿骨二丁目保育園→鹿骨東小学校→鹿骨中学校→NHK学園高校(通信制)
私は、10代の後半から20代の前半にかけて、引きこもりの時期を過ごしました。
社会から1人取り残されたような思いで孤立していた時、同年代の仲間が寄り添って話を聞いてくれたことが、社会に足を踏み出すきっかけになりました。
その仲間たちが、「正月も連休なしで働いている」「朝、集合場所でバスに乗せられ、知らない町の工場に連れていかれる」など過酷な労働にさらされ、人間らしさを奪われている実態を耳にしました。こうした状況を少しでも変えたい…これが私が政治を志した原点です。
入学した高校で、新しい環境になじめず2週間で不登校に。中退後に通信制の高校に再入学。
自分のペースで勉強できたことは、今にも生きています。一方で、友人とは徐々に疎遠になり、家族との会話もなくなりました。高校は3年間で卒業できたものの、直後に自宅が火災に遭う災難も重なり、展望が見えず、どこまでも自己嫌悪が続く引きこもりの時期を過ごしました。
23歳の秋、民主青年同盟や日本共産党の同年代の仲間と出会ったことをきっかけに、一歩ずつ社会に足を踏み出すことができました。26歳の冬には、都内の小さな書店に就職し、その後11年半勤務。
その間は、後にロスジェネと称される時代。派遣など若者使い捨ての不安定労働が広がり、多くの深刻な労働実態を目の当たりすることになりました。一方で、こうした働かせ方に声を上げる同世代、とりわけ1人で労働組合を作り、有休などの権利を行使する動きに励まされ、2006年には個人加入の労働組合(首都圏青年ユニオン)の江戸川分会を、仲間と一緒に立ち上げました。
この時期(2000年代前半)、当時は「セクマイ」とも言われていたLGBTなど性的マイノリティの人々との出会いがありました。今でこそ存在が知られるようになりましたが、当時は世間の見る目も厳しかった時代。それでも、自身の生き方としてカミングアウトするその真剣な思いの一つ一つは、私の心に深く刻まれ、今につながる原体験となりました。
2013年「これまでの体験を政治の場で生かしてほしい」と声がかかり、「同世代の思いを議会に届けたい!」という思いで区議選への立候補を決意。2015年に38歳で初当選を果たしました。
以来、区議会で最も早く(2015年)同性パートナーシップ制度の導入を提案し、2019年の4月に実現。また、子育て世代の当事者として、認可保育園の大幅な増設や学童登録児童への補食(おやつ)の復活などを実現させてきました。
2017年からは連続して建設委員会や災害対策・街づくり推進特別委員会に所属し、スーパー堤防(高規格堤防)と一体の区画整理事業や地域のマンション建設など、開発、まちづくりの課題に住民の立場で向き合っています。
西小岩、北小岩、東小岩、南小岩、上篠崎、鹿骨1~2丁目、新堀、春江町1丁目、谷河内、篠崎町、南篠崎町、東篠崎、下篠崎町、江戸川1~2丁目、瑞江2丁目
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