新婦人練馬支部の班が主催する認知症講座に参加。グループホーム職員の方からお話を聞きました。
認知症になったらおしまいでなく、当事者同士や職員に支えられながら共に生き、暮らすことができる。
認知症になった人たちも、お互いに助け合っていて、助けられながら、同時に誰かの助けになりたいという思いが各人にあるという話でした。
他人から見るとわからない言動にも、その人の記憶のなかにきちんと根拠があること、目的があるということです。
徘徊の末に亡くなってしまうことがあるのは悲しいことですが、一方で本人にも思いがあり、それを尊重することが大事じゃないかと思いました。勉強になりました。
講座では最後に、数々の国民負担増が政府で検討されているとの報告。
僅かばかり所得税を減税するという一方で子育て支援のためと称して社会保険料への上乗せ、医療介護の自己負担割合や医者にかかった際の薬剤費負担の引き上げ等々…
これって岸田首相が見直すと言ってるコストカットが含まれてると思います。
また、介護施設では赤字経営が増えているといいます。皆が払う保険料の引き上げで賄うには限界があります。というか、もう負担は限界です。で軍事費よりも社会保障や教育予算など、税の割当を増やすべきところがあります。