こんにちは、練馬区議会議員の坂尻です。
明日2月1日(金)から3月8日(金)までの会期で、区議会第1回定例会が始まります。
今定例会では、2700億円を超える過去最大の一般会計、国保会計など予算関連5議案はじめ、介護保険条例など13件の条例改定案、道路認定や小学校の改築工事契約など14件の議案が審議されます。
また、会期中に国民健康保険条例の改定案や補正予算案も出される予定です。
区は昨年末に前川区政の第2次ビジョンとアクションプラン素案を公表しました。ここには、中3勉強会の拡充、特養ホームの増設、ケースワーカーの増員など前進面もありますが、一方で国保料をはじめ区民負担の引上げや不要不急な開発など、問題点もあります。
なかには、これまで公共サービスは行政が提供することが当然で住民はそのサービスを享受するだけだった、などという記述があります。区民は公共サービスを利用しその代わり税金を納めているのですが、さらに「協働」の看板で行政のために働けと言うのです。
住民が税金を納めるのは息をするように当たり前のことで、代償には値しないのでしょうか?非常に官僚的な感覚だなと思います。
区議団は、2700億の予算が本当に区民の願いに応えるものになっているか、900億円近い基金積み立ても生かし、憲法と地方自治の観点から住民福祉を増進する立場で議論を尽くし、現区政の問題点と選挙戦の争点を明らかにする構えで定例会に望みます。
一般質問では有馬豊、やくし辰哉両区議が登壇し、区長の基本姿勢をビジョンを基に質すとともに、地域医療の整備促進や保育園待機児問題、教職員の長時間労働、高すぎる国保料の問題、区の児童相談体制など区民にとって切実問題やこどもにも深く関わる課題を取りあげます。
2月5日(火)午後1時から有馬区議、やくし区議が同日午後3時半ごろから質問します。ぜひ傍聴にお越しください。