千田えみ子

千田えみ子

           

日本共産党
文京区議会議員 薬剤師

いのちと暮しを守る

戦争は命と健康の“最大の脅威”です

私は40年薬剤師として働く中で、少ない年金や低収入で受診を控えたため持病を悪化させ、来院した時には手遅れ寸前だったご高齢の患者さんをみてきました。こうした立場の弱い人たちを行政が直接支える必要性を痛感してきました。美濃部都政の時代のように高齢者の医療費が無料だったら、どれだけの命と健康を守ることができたことでしょう。

コロナ感染拡大は3年経過しても収まらず、新たな変異株も発見されています。それでも岸田政権は、「戦争国家」づくりをめざし、軍事費を5年間で2倍化し、43兆円もの「大軍拡」の道に突き進もうとしています。戦争は命と健康の“最大の脅威”です。私は「大軍拡」を必ず阻止しなければと思います。私は命と健康を守るため、区政に挑戦することを決意しました。

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千田えみ子の「提案」

1

小中学校の「学校給食」の完全無償化を

保護者の教育費の4割を占める「学校給食」の無償化が、台東・葛飾・北・品川区など2023年4月からスタートします。豊島区などでも検討中。文京区では約7億円で完全無償化ができます。
2023年6月定例議会において文京区長が所信表明で「区立小・中学校において、9月から学校給食の無償化開始に向けて準備をする」と発表。選挙中の公約が実現しました。

2

小中学校の「特別教室」の改修を急いで

シビックセンターの建設・改修には、既に約1370億円(毎年平均約50億円)も投入しているのに、老朽化した102室もの「特別教室」の改修は、後回しのままでした。2023年度から5か年計画で改修が始まります。庁舎より子どもたちの教育環境を優先させるべきです。

3

保健所を2か所体制に戻せ

過去最高の新規陽性者数を記録した第7波のピーク時、区は保健所だけでは対応できなくなり、自宅療養者の健康観察業務を民間会社に委託しました。国の政策で、小石川・本郷保健所を統廃合したことによる、保健所体制のもろさが浮き彫りになりました。この事態を重く受け止め、区民のいのちと健康に責任を持ち、適切に感染症対策を行うためにも、保健所は2か所体制に戻すべきです。

4

「75歳以上の高齢者の窓口負担」をゼロ

高齢になるほど医療負担は増えていくのに、2022年10月から後期高齢者(75歳以上)の医療費は、1割から2割負担へ2倍となりました(収入が一定額を超える人が対象)。

5

シルバーピア、区営住宅、家賃補助制度をつくる

文京区は、シルバーピアは19年間つくらず、さらには区立住宅を廃止してしまいました。高齢者、障がい者、ひとり親家庭になっても文京に住み続けられるように住宅政策の転換が必要です。

6

「B-ぐる」の空白地域解消を

区民の大事な足=「B-ぐる」は、党区議団と地域のみなさんの運動で空白地域だった第3路線(本郷・湯島ルート)がついに実現。
今度は、大塚・千石・白山地域で「第4路線」の実現をめざします。

7

有機フッ素化合物の健康への影響

発ガン性や低体重児など人体への健康被害が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS)の汚染状況や被害状況を明らかにし、汚染原因の特定、除去策などの対策を国と都に求めます。

プロフィール

千田えみ子

・1957年東京都豊島区生まれ。文京区千石3丁目在住。
・化学と数学が根っから好きで東京薬科大学へ入学。
・1980年薬剤師国家試験合格後、薬剤師として調剤薬局勤務。
・1999年長男(当時6歳)が千石1丁目交差点にて交通事故に遭う。その後遺症で脳障がい児となる。
・人工硬膜薬害ヤコブ病訴訟、B型肝炎訴訟、薬害イレッサ(肺がん治療薬)訴訟、子宮頸がんワクチン訴訟など数々の薬害訴訟や公害訴訟に原告や弁護団とともに取り組む。
・また、薬剤師として地域住民の命と健康を守ることに関わりながら行政の医療問題にも取り組む。
・ノーモア水俣東京支援連絡会事務局など歴任。
・2023年区議初当選。

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