9月議会で特別教室の改修工事について質問した内容を報告します。
【千田議員質問】わが党は、17校102特別教室の改修工事について、設計・施工一括方式では区内の中小建設事業者は事実上排除される懸念があり、従来から行ってきた『設計と施工を分離』することで、区内中小事業者が参入できるよう求めてきました。
●(※)サウンディング調査に回答したのは何社か。
※サウンディング調査とは、公有地活用について、事業者との「対話」で事業者が参加しやすい公募条件等を把握するための調査
●6月のわが党の質問に対し、「区内事業者が応じられるよう」と答弁していますが、調査終了を受け、どのような枠組みを決定し進めていくのか、工事期間についてはどうか。
【教育長答弁】サウンディング調査は、施工と設計に分けて実施している。
施工事業者への調査では、いわゆるゼネコンと呼ばれる総合建設業者を含めた9社から回答があり、このうち区内事業者は2社。また、文京区建設業協会からは、団体としての回答をもらっている。
なお、設計事業者への調査では、25社から回答があり、このうち区内事業者は13社。これらの調査結果を踏まえ、令和9年度までの5年間で改修が終了し、かつ区内事業者を含む事業者が応じられる事業方式について検討を行っている。
また、現在、対象となる特別教室全体の設計・施工の時期を各校と調整しているところだ。