内野なおき

武蔵村山【24年3月議会】子どもの医療費無償化・学校給食費の無償化

2024.03.01

議会では今日から一般質問がはじまりました。
私の出番は4日目あたりになりそうです。
ここ数日は問題のある議案などについて紹介してきましたが、本日は市民の願いが前進した(これからする)事業について紹介します。

▶子どもの医療費完全無償化が実現!

他市に先がけて子どもの医療費完全無償化が10月から開始される条例は全会一致で可決されました。
未就学児は1回200円の一時負担が無償に、
小学生から18歳までは所得制限が撤廃され、1回200円の一時負担が無償になります。
これらに要する経費約1,480万円は市の一般財源から負担します。
また、現在は東京都が昨年4月から3年間(令和7年度まで)として開始した子どもの医療費無償化(事業費は約5,200万円)と合わせて「完全無償化」が実現することになりました。

23区では昨年度から全ての区で、完全無償化が既に始まっていますが、
26市では7市(立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、調布市、日野市、あきる野市)に留まっており、「新たな三多摩格差」と呼ばれていました。24年度は東大和市と本市が加わり、9市で完全無償化となります。私は「26市でも財政力が乏しい本市が『完全無償化』を実施することは、他の市町村にも良い刺激を与えることになる。東京都が令和8年度以降の補助を継続するか不透明な状況にもかかわらず、他市に先がけて無償化を決断したことを評価します」と感想を述べました。

写真はイメージです。

▶学校給食費費の完全無償化も予算案に計上される

もう一つは、小中学校給食費の完全無償化です。
市長の施政方針でも「新年度から小中学校の給食費を無償化いたします」との表明があり、
予算書にも学校給食費負担金として2億6,695万1千円(その内、2分の1は都の補助で一般財源は1億3,347万6千円)が計上されています。
予算特別委員会(3月8日~13日)で審議され、本会議最終日(21日)で決定される予定です。
この間、本市では市民から何度も陳情が出されたり、議会でも党議員団が繰り返し質問してきたものがようやく実現することができそうです。
これからも市民の願いを実現し、暮らしやすい街となるよう頑張ります(^O^)/
(続く)

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