7月10日、出身大学である国際医療福祉大学成田キャンパス(私は大田原キャンパス出身)に赴き、
作業療法学応用学概論(3年生)の講義を行いました。
内容は、作業療法士として働いていながらどうして政治の道を歩むことになったのか、
市議会議員として働くうえで作業療法という学問や臨床経験がどのように活かされているか、
作業療法士は病院や介護施設以外にも様々な場面で求められていることなどについての話をさせてもらいました。
この話を頂いた時「市議会議員の話をしても学生は興味を示さないのでは」と思い、
はじめは断ろうとしましたが、学生は〝作業療法士は病院や介護施設に務めるもの〟というイメージしか持てていない。
そのイメージを変えて、色々と可能性があることを教えることがこの授業の狙いのひとつと言われ、
他の講師と比べてもなお異色だなと思いつつ、引き受けることにしました。
40人前後の学生は、授業なんてやったことのない拙い私の話を真剣に聞いてくれたり、
「皆さんが作業療法士になりたいと思った動機を教えて下さい」とか、
「政治や政治家に対するイメージを教えて下さい」など、
無茶ぶりな質問に戸惑いながらも一生懸命に答えてくれたため、
何とか90分の講義を終わらせることができました。
最後の方は上手くまとめられず、説教くさくなってしまったなど、
反省点を残す授業でしたが、手応えや改善点も感じることができました。
貴重な機会を提供して頂いた先生方、学校関係の皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。