▶1面の概要(シルバーパスの更新手続き・コラム)
7月に東京バス協会から郵送されているシルバーパスの更新手続き書類。
数年前からの郵送手続きや今年度から復活した『所得確認』のやり方が分からず、
「手続きを手伝って欲しい」「更新を諦めようと思っている」など、
市民からの問い合わせが殺到しているため市に問い合わせたところ、
色々なことが分かったので、ニュースにしました。
市民が混乱した原因の一つが、千円パスの方に求められる『所得確認』です。
コロナ禍で簡略化していたものが復活したものなのですが、これまでは市役所などに窓口で相談しながらできていたのですが、数年前から郵送方式になった事で相談することが困難に…。
コロナ以前に千円パスだった方が所得状況が改善した場合でも、本人の申し出がなければそのまま千円パスが使えていたという問題の解決のために『所得確認』が復活したものと思われますが、
であれば、市役所などでの相談窓口や電話相談などの用意すべきだったと思います。
もう一つの原因として、提出期限が短かいことです。
武蔵村山市の場合は7月に中旬頃に自宅に届いてからの提出期限がたった3日しかない『更新案内』となっていました。中には翌日に提出期限となる方もいました。
たった数日で所得確認書類のコピーなどの必要書類をそろえての返信作業は、70歳以上の高齢者には至難の業です。もう少しゆとりをもった期限にすべきだと思います。
因みに、東京都はホームページで提出期限はあくまで「目安」として載せており、期限を過ぎても手続きは可能である旨の情報提供をホームページに掲載しています。
また、東大和市は東京バス協会からの書類は7月上旬に届きましたが、所得確認書類の一つとされる『介護保険料の納入通知』は7月中旬に発送されました。提出期限のうちに所得確認書類が届かないことで、1日に200件以上の問い合わせが市に入ったとのことです。
縦割り行政の悪い面がでてしまいました。
東京バス協会と市の間での情報連携が必要です。
シルバーパスの更新手続きでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
▶2面の概要(国保税・子育てコラム・世相に一言・写真投稿)
2面は、高すぎる社会保険料問題として、国保税について紹介。
40代で独身の私の今回の国保税は年額で63万7,500円と年収の1割になります。
これで家族の人数分の均等割(人頭税)が追加されると思うと…。
赤ちゃんや子どもの分も徴収することから「国保世帯は子どもを産むなということか」といった指摘もあります。世代間や加入保険の違いで対立を煽るのではなく、
国民全体で「皆保険制度」についてどうあるべきなのか議論する必要があると思います。
それでも、武蔵村山市は2020年度から子どもの貧困対策の一環として「均等割の多子減免」を実施しています。所得200万円以下の多子世帯に対して、子どもの均等割額を2人目は半額、3人目以降は全額無料としています。
共産党の提案に応えた市を評価していますが、
本来このようなことは国が公費負担すべき問題だと思います。