2024年もあと2日。
12月議会の市議団ニュースのデータを印刷会社に入稿しました。
(1月10日過ぎに完成する予定です)
▶オモテ面の概要…(1面)マイナ保険証(4面)意見書の結果

1面は、マイナ保険証についてです。
石破政権は、12月2日以降、
国民の不安を無視して健康保険証の新規発行を停止しました。
マイナポイントなどのバラまきで、登録者は5割を超えましたが、
利用は2割に留まるどころか、システムエラーなどのトラブル増加などで、
「登録解除」する国民が急増しています。
資格確認できない場合の有効な打開策が、
従来の健康保険証の提示にも関わらず新規発行を止めるなど、
国民の利益よりも、献金してくれる大企業の利益を優先しているような気配がプンプンしています…
従来の健康保険証は、国保は9月末まで有効です。
(後期高齢者医療保険証は7月末まで)
それ以降はマイナ保険証の方はマイナ保険証に一本化され、基本的に併用はできなくなります。
健康保険証のみの方は、保険証の代わりに「資格確認書」が郵送されます。
マイナ保険証に少しでも不安がある方は、登録解除をおすすめします。
登録解除の方法は、お住いの市役所かホームページで解除手続きを確認してください。
(参考に、武蔵村山市のホームページに飛ぶQRコードを貼り付けておきます)

▶ウラ面の概要…(2面)3市議のコラム(3面)PFAS、かたくりの湯、新型コロナ

2面は、共産党市議3人のコラムです。
基本的には一般質問の内の1つのテーマについて感想などを交えて報告しています。
私は9月議会に続いて、
第2回・生活実態調査(子どもの貧困調査)に関連した質問です。
1980年代頃より、「貧困の連鎖」が強固になっています。
それは都内26市で突出して市民所得が低い本市の子ども達には深刻な問題です。
今回の調査でも、親の経済格差によって、子どもの「所有物」「経験・体験」「学力」などに格差が生じているという結果に…。
特に「学習塾に通う頻度」「授業の理解度」には強い連関があります。
また、平日の過ごし方で、困窮層はスマホやTVゲームの時間が多くなっていることも影響していると思います。また、困窮層の子どもで「補習の必要性を感じない」「自分に価値があると思わない」という回答が高くなっており、子育てを家庭の責任=自己責任としてきた自民党政治の責任は大変重いと感じています。
3面には、市民の関心事である「かたくりの湯」について経過報告を載せています。
指定管理者が見つからなかったことで4月から休止状態の「村山温泉かたくりの湯」。
12月議会で指定管理者が決定したとの報告がありましたが、
提出資料をみると3年間も決算報告書の数字がコピペの様に同じであったり、
昨年度市が行った「温泉施設在り方検討委員会」がまとめた提言と真逆の経営方針(時間延長や料金の引き下げなど)が提案されるなど、複数の議員より、経営面を心配する声があがりました。
また、今回から指定管理料(約1億5千万円)が新たに発生するなど、
市の財政を圧迫させる要因にも成りかねません。
これについては、再開を望む市民も一定数いる一方で、
どれほどの財政負担となるのかなどはあまり明らかにされていません。
引き続きチェックを行っていく必要があると考えています。