内野なおき

武蔵村山【23年3月議会】今期最後の一般質問①(新型コロナ対策)

2023.03.06

本日、今期最後の一般質問が終わりました。
今回は、
① 新型コロナ「5類」による影響(約70分)
② 欠陥機オスプレイの部品交換問題(約10分)
③ 地域公共交通の課題とこれからについて(約5分)
の3項目を取り上げました。

5類化されると、コロナ治療は段階的に自己負担化されます。
治療薬レムデシベルは3割負担でも11.4万円、ラゲブリオは2.8万円。
抗インフルエンザ薬(タミフル)の7~25倍も高い自己負担に…。

私は「検査や治療に受診抑制が発生するのでは?」と質問したことろ、
市は「感染が疑いの方がどう行動するかは予測困難」と無責任な回答。

また、市内の医療提供体制について、医師会に確認してもらったことろ、
岸田政権が言うような「担い手が増える」と考えていないことも分かりました。

他にも、
4月以降は国保の特例減免が廃止され、
社協の特例貸付制度の返済が始まるなど、
不安要素が山積している中、

「5類化は時期尚早」という意見を国にあげるべきではないかと求めましたが、
市は「国の動向を見守りたい」と情けない答弁を繰り返しました。

また、3月の小中学校の卒業式から
児童・生徒はマスクを外すことを基本とする指導を国が行ったことで、
現場はどう混乱しているかについても質問。

この間、児童・生徒はマスク着用など様々な制限を受けて生活しており、
卒業式で校歌を歌ったり、在校生と卒業生の「呼びかけ」など
思い出に残る式典にしてもらいたいと思い質問したところ、

市教委は「式典後にイベントを予定している学校もあるが、式典中はマスクを外すことを基本にしたため、声をだすことは出来ない」と説明。

私は「来賓あいさつなどを簡略化して、思い出作りの時間を補償しては?」と聞いたところ、
市教委は指導要領を引用し「学校・社会・国家などへの所属感を深めること、規律・気品のある態度を養うという儀式的行事を達成するために、来賓には壇上であいさつしてもらう」と回答。

卒業式や入学式の主役は子どもや保護者でなく、
組織や国家、来賓のためにあるということを学ぶことに指導目的があるという非常に冷たい回答。

現場では様々な工夫が凝らされる中、
文科省や教育委員会の認識を子どものために改善しないと、いけないなと感じました。
(続く…)

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