内野なおき

武蔵村山【23年3月議会】物価高騰分の給食補助を実現したのは誰?

2023.03.07

3月3日の議会運営会議で
今年4月から1年間の学校給食費の物価高騰分の補助を一般財源から補てんする補正予算案が最終日(24日)に出されるといった説明が市長部局からありました。

私は学校給食費の無償化を求めて運動してきた市民と共産党の議会論戦が実を結んだ成果だと考えます。
ところが、今日の自民党(新政会)市議の質問で「学校給食費に関して自民党と公明党が緊急要望した成果」といった内容の質問を行いました。

私は思わず「えッ!!」と思ってしまいました。

その市議は昨年の12月議会で市民から出された『学校給食の無償化を求める陳情』に対し、
「学校給食から見ても食材費は保護者負担とあるから賛成できない」と反対していたからです。
(陳情は自民党と公明党の反対多数で不採択に…)

この間、世論の高まりを受けて都内でも8つの自治体が独自財源による無償化を、
多摩26市でも半分くらいで物価高騰分を一般財源から補てんする自治体が増えている中、
これまでの態度に対する反省もなく、
予算要望して自らの成果と宣伝するやり方は選挙前とは言え、
市民運動を愚弄する行為だなと思ってしまいました。

同時に市民と共産党の取り組みが議会で13議席と過半数を占めている自民党・公明党市議の考えを変えさせて実現することができたとも考えています。

おそらくこの後、自民党や公明党のチラシには「私たちが実現しました」と宣伝されるということが想像されます。

市民には一連の経過を知ってもらったり、
もっと市議会に関心を持ってもらえるよう引き続き頑張ります(*^^)v

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