内野なおき

武蔵村山【23年6月議会】田村議員・藤枝議員の質問について紹介。

2023.06.21

昨日で全議員の一般質問が終了しました。
すぐに報告しなければと思うのですが、
昨日の質問で精も根も尽き果ててしまい、
帰宅後にすぐに寝てしまったので、今日と明日で3日目(19日)と4日(20日)の報告をします。

一般質問3日目(19日)は、小部山議員(維新の会)からはじまり、
大野議員(新政会)、藤枝議員(共産党)、高橋議員(公明党)、田村議員(共産党)で散会となりました。

この日は共産党の新人2人が初質問。
こちらまで緊張してしまうくらい緊張していましたが、
変なヤジもなく、他会派の議員もあたたかく聞いていてくれ、
最後まで質問をやりきることができました。
こういう点が武蔵村山市議会の良い伝統だなぁと感じています。

さて質問の中身ですが、
藤枝議員は以下の4項目を質問しました。
① 都営住宅の歩道整備について
② 補聴器購入補助制度の導入
③ 自転車用ヘルメット購入補助
④ さいかち老人福祉館の健康機器の管理について

①について、
都営住宅敷地内の歩道整備は東京都住宅局の管轄なのですが、
市が都から聞いた内容と実態がかけ離れていることが問題に。
市の答弁では担当が週に一度見回りを行うなど適切に管理しているとのことでしたが、
見回りした報告書や修繕ヵ所などは非常に曖昧で、本当に実施しているのか疑われる状況…。
その一方、外周部分を所管する市の道路課は年に何回相談があり、
何か所修繕したなど具体的な報告がされており、その差は歴然でした。

また、③については本会議初日(12日)の補正で予算化されるなど、
市民の声や関心事をすぐに議会で取り上げ、
最初の議会で実績をあげるという貴重な経験をしていました。
これからも非常に期待できるスタートとなりました。

田村議員は以下の3項目を質問しました。
① 新型コロナ「5類」移行後の感染症対策
② 訪問介護(身体介護サービス)の充実を
③ ゴミ出し支援の充実を

①については
これまで立川相互病院の総看護師長の経験をフルに発揮する質問で
医療現場や保健所の人員不足などの実態と
「5類化」されているにも関わらず、
重責を担うはずの市にその準備が整っていない実態がみえる質問となりました。

特に〝高齢者は原則入院治療〟とされていた「第8波」の際の状況を聞いても
全く状況をつかんでいない市と、
人数を確認しただけなのに「個人情報の流出にあたる」ことを理由に
市への報告拒む保健所に対して、
私も「何で?」という疑問が…。

議会後に確認したら「人員不足」が影響しているのか、人数を示そうとしたら陽性者のリスト(氏名・年齢などを記載)をそのまま提出することになるから「個人情報の流出」にあたるとのこと。
リストから人数だけを計算して報告する余裕すら今の保健所にはないのだと感じました。

自分の最初の質問と比べると二人とも立派に質問されているなと
私自身もとても励まされましたが、当人たちは
「準備が足りなかった」
「もっとこう質問すれば良かった」
「疲れた。もう質問したくない」などの感想を述べていました。
とりあえずは寝不足の身体をしっかり休めて、
残りの委員会や本会議(最終日)に備えて頂きたいと思います。
(私の質問は明日に続く。)

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