3項目目は世間を賑わせているマイナンバーについて質問しました。
マイナンバーカードを巡って様々なトラブルが野党の質問などで明らかになる中、本市では同様のヒューマンエラーは発生していないことが確認されました。
ただ、一連のトラブルは「個人情報の流出に該当するのでは?」と確認したところ市は国からは何も示されていないことを前提にしながら「本市の規定で考えると、個人情報の漏えいに当たるのではないかと考える」と答弁した。
民間企業や地方自治体では責任問題や破綻に発展するような大事故でありながら、ゴリ押しを続ける岸田政権の驕りを感じる事案だと改めて感じています。
また、マイナポイントキャンペーンで普及やひも付けを急がせた事も事態を悪化させており、これらを推進してきた政府・政治家の責任は大変重いと思います。
また、来年秋には従来の健康保険証を廃止してマイナ保険証に一本化する問題では、現状でも医療現場などでは大混乱が生じていたり、学校の移動教室や修学旅行の際の対応などに関して検討中(結論がでないまま廃止だけ決めてしまった)など大変お粗末な状況が明らかになりました。
こんなに事故が起きてしまうようなシステムの不備を抱えていたり、まともな検討もされないまま現場を混乱に貶めているマイナンバーカードの一元化は、問題整理や一連の問題解決がされるまで延期をしても良いのではないでしょうか。
私は、健康保険証に関しては現行のままの方が利便性や高く、皆保険制度を体現させるために努力してきた先人の知恵が盛り込まれていると感じています。
国民の健康状態や資産状況、購買傾向といった個人情報・ビッグデータを大企業の利益のために破壊する必要はないと考えます。
みなさんはこの問題をどう考えますか?
(次回に続く)