2項目目はオスプレイのクラッチ不具合に関する質問。
昨年8月に米軍の特殊作戦機CV‐22オスプレイ52機全機が地上待機命令となった原因のクラッチの不具合HCE(ハード・クラッチ・エンゲージメント)。
米空軍特殊作戦コマンドはこのことを非常に重く受け止める一方、
国防総省と防衛省は「構造的な問題は存在しない」「安全運航マニュアルが確立できたから問題ない」と9月には訓練を再開させましたが、
今年2月に海兵隊、空軍、海軍が運用する全400機のオスプレイの部品交換と一部機体の飛行停止が報道された問題を受けて
私は「昨年9月の発表では構造の問題はないと言っていたのに、今年2月には部品交換が必要ということはこれまでの説明が間違っていたことではないのか」と質問。
市は「部品交換はあくまで予防的な措置で、機体自体の安全性に問題ないことに変わりない」と回答。
ところが、米国の軍事メディアによると、その後も開発企業(ベル・ボーイング社)と米軍はこの問題の試験とデータ分析、クラッチの再設計まで行っているとの報道。
私はこの事実を紹介し「安全性に問題があるから試験や分析、再設計を行っているのではないか」と聞いたところ、
市は「安全性に問題はない」との答弁を繰り返しました。
国防総省や防衛省が「安全です」と言っても、調査、分析、再設計をしている以上、
オスプレイは何かしらの「欠陥」を抱えていることは間違いいありません。
「欠陥機」オスプレイを市街地上空で訓練させるわけにはいかないと改めて思いました。
3項目目は地域公共交通に関する住民アンケート(1月10日締め切り)の結果と概要について質問しましたが、市は外部委託の期限を3月17日ということで結果は全く分からないといった状況で質疑は深まりませんでした。
ただ、アンケートには1,185通の回答があり、市民の関心の高さがうかがえる結果となっています。
この問題は4月の改選以降に引き続き取り組もうと思っています。