なおきニュース第219号が完成しました。
今回は6月12日からの第2回市議会定例会(6月議会)の特徴と
小学校の教科書展示会のお知らせを紹介しています。
1面の上段は教科書展示会のお知らせ。
学校を卒業すると中々手にすることのない教科書。
私が小学生の頃(30年以上前…)と比べると
教科書自体が大きく重くなっているというのが第一印象。
中をめくるとカラー写真の多さに驚きます。
けれども、学校の先生などに話を聞くと
同じテーマを教科書会社ごとに比べると教え方がかなり違うこと、
小一の国語などは複雑な「あ」から教えるか、
簡単な「い」や「し」から教えるかで子どもの理解度が違ってくることなどを教えてもらうと
脳科学的にも教科書によって子どもの理解力に差が出るなと実感。
特に本市では、
戦争を美化する「育鵬社」教科書が中学校で使用されていた時期もあり、
教科書採択に関してはかなり注視するようになっています。
みなさんもぜひ教科書展示にお出かけください。
2面は6月議会で審議される補正予算案について紹介。
国のコロナ交付金(約4.5億円)の使途について解説しています。
武蔵村山市ではこの間、共産党が求めてきた市民生活応援を中心に事業化されています。
特に、国が行う住民税非課税世帯への3万円給付を
住民税均等割のみ世帯にも拡充したり、
6月・7月・9月と3カ月間ではありますが学校級給食の無償化などが盛り込まれています。
他にも東京都の補助の対象外となる幼稚園や地域密着型介護施設への物価高騰・燃料高騰に対する給付など行っています。
ただ、
これらは本来は国の責任で行うべき内容ではないでしょうか?
岸田政権は敵基地攻撃能力のための軍事費や電気料の値上げを容認するのではなく、
諸外国のような消費税減税や本気の少子化対策、社会保障充実にこそ目を向けて欲しいと思います。