内野なおき

令和４年度の事業等を審査する決算特別委員会が始まりました。

私が１日目で質問した項目はコチラ。

【歳入】

1. 市民税について
2. 配当割交付金・株式等譲渡所得について
3. 法人事業税交付金について
4. 地方消費税交付金について
5. 地方交付税について
6. 公共施設使用料（利用状況）について

【歳出】

1. 市職員のメンタルヘルス研修について
2. 地区会館・地区集会所等の修繕・故障している備品について
3. 地区会館・地区集会所のトイレの洋式化
4. 米軍横田基地の軍民共用化の見直し
5. 滞納・差押えについて

令和４年度は市税収入など市の税収は過去最高とのことですが、
その状況について確認すると、
一部で収入・所得が増えているものの
多くの市民や市内事業者は苦しい実態が透けて見える状況です。
また、大企業や大株主は「この世の春」とばかりに潤っている影響が税収からも伺えます。
コロナ禍においても格差と貧困が拡大している状況が容易に想像できます。
このような中で市民生活や市内の営業をどうやって守るのか市の姿勢が問われていると思います。

このような中、歳出面をみると、
令和４年度から市職員のメンタルヘルス研修がスタート。
来年度中には全職員・管理職の研修が一回りするとの事です。
また、職場復帰プログラムの策定に向けての調査が始まりました。
これは私が長年求めてきた内容でしたので、大いに評価しています。

本市の公共施設のトイレの洋式化は全体で７割ですが、
地区会館に限ると83.3％と洋式トイレの割合が高い状況です。
しかし、細かく見ると公民館（42.9％）、中藤地区会館（50.0%）と
和式トイレが半分以上残っている施設も存在しています。
私は「学校トイレの洋式化と歩調を合わせて洋式化を進めて欲しい」と求めました。

あとは、東京都と本市のみが掲げる横田基地の軍民共用化の見直しを求めて質問しました。
この間期待していた東京2020による民間機の横田基地利用もあてが外れ、
予算特別委員会時には市長の施政方針で、重点施策から一般施策に降格したこと、
滑走路直下にある瑞穂町や昭島市から頑なに反対をされている中、
市からも「進展はない」との答弁。
私は「次回の長期総合計画からも軍民共用は外すべき」と要望しました。

明日は、民生費からとなります。
今回は新人議員も多い中、かなり順調に進行しています。
明日に向けて、少し多めに質問を準備しておかないとと思っています。