武蔵村山市議会は本日から4日間一般質問が行われます。
ただ、一般質問前に当初の予定を変更し、補正予算(7号)と緊急決議を審議しました。
補正予算(7号)は、住民税非課税世帯に対する給付金。
元々、臨時国会で予算化された事業ですが、実際に行うのは区市町村です。
なるべく早く支給できるようにと予定を前倒して採決。
本市では約8,000世帯を予定しています。
「プッシュ型」支援ということで、拒否する方だけ返信を求めるやり方です。
これまでも同様のやり方で行ってきましたが、拒否する方は数件との事です。
低所得者支援は必要ですが、これだけ何度も繰り返されると、
ギリギリ対象から外れる納税者などを中心に不公平感の声があり、分断を招いているのも事実。
やはり、今般の物価高騰対策には消費税の減税が適していると感じています。
もう一つは「武力紛争が起きている地域の平和の実現を早期に求める決議」。
これは、ガザ危機に対して、
① 即時休戦と人質の解放
② 国際法、国際人道法の遵守
③ あらゆる方策を講じて人道的被害の抑制、人道支援物資の供給、人道状況の改善
を議会の総意として決議する内容です。
市議会には自民党から共産党まで色々な立場の議員が存在しますが、
お互いに合意できない箇所はそぎ落とし、一致点で練り上げました。
国際社会では軍事ブロックによって包摂的な解決が見いだせない中、
市議会で全会一致できたことは非常に価値のある決議だと思っています。
この様な取り組みの先に武力のない平和な世界があると信じています。