静かな町になるはずだった花畑2丁目周辺。区画整理後平成14年、用途地域違反など8つの違反があるのに操業が許された生コン工場。区が無法を放置すれば、この地域だったら違反は構わないのだ、と無法の連鎖が起こってしまう事にもなります。
「当時の他党議員はだんまり」
当時平成20年から日本共産党が地域の声から初めてこの問題を取り上げ問題としてきましたが、当時の他党議員はだんまりでした。
平成28年「(この工場から)地域住民と子どもの環境を守ることを求める陳情」が産業環境委員会に提出され、当時、当選後私、山中ちえ子は、当該委員で、この陳情を唯一採択の立場で質疑しました。とりわけ自民党議員等が阻み継続審議となっていた矢先、工場は平成30年1月、粉じん爆発事故を起こしました。指摘されても違法を放置し引き続き操業を許してしまった区の責任は重大です。しかしこの後も、この陳情は自民党議員に阻まれ、なかなか採択にされず全会一致で採択となったのは平成30年の10月でした。
「せめて緊急の対策を!」と迫り安全に通行できるよう、あいぐみ公園の出入り口を改修
交通安全も脅かされています。上記の陳情が提出されたと同時に「住宅地の違反工場をなくし住民・子どもたちの安全を守ることを求める陳情」が建設委員会に提出され審議。共産党議員とともに、地域に住んでいた他党議員も騒音や振動に悩まされていた実態から採択を求め、平成29年10月に全会一致で採択となりました。しかし、区はまるで無視し変化しませんでした。そして住民代表から陳情はさらに提出され、現在も建設委員会で継続して審議中です。