山中ちえ子

公共バス実現の真の社会実験へ。ブンブン号を終わらせないで!収支だけではなく街づくりの一環として考えるべき公共バス実現の真の社会実験へ

2023.04.06

日本共産党の論戦がリードし、後退的な区、与党の姿勢を変え、議会内の世論を、厳しいバス路線に対して公共の役割を発揮させ充実へと動きを作ってきました。区が事業者に対して車両購入費補助を、また社会実験バスが桑袋、花畑、保木間、六町と走る路線で始める動きを作ってきました。

 社会実験バス「ブンブン号」は元々、路線が無い空白困難地域であることから、区がこの地域を社会実験に選んだのです。しかし収支率(運賃収入の割合)だけを実行運転(続けて運行)の条件にして、シルバーパスが使えなくなったり等、自己負担を増やす事となり乗車する人数が伸び悩む等、問題が生まれています。

今、目標の収支率には到達してませんが、少しづつ乗車率は増えています。また、そもそも六町駅から桑袋までの途中までは他のバス路線と同じ停留所で、しかも他バスの方が乗車時刻が多い事から、桑袋と花畑中心地周囲までの路線以外は収支率測定は、ハンデ(不公平)がある事を議会で明らかにし、担っている事業者と調整を検討するよう求めましたが、硬直的なままです。交通事業者等と対等に話し合い、新しい区民提案などを生かし、社会実験だけで路線を終わらせないため、がんばります。

 また、住民から陳情も提出された、ヘルプマーク・妊婦さん、子育て、高齢者等が安心して出かけられる、狭い道路も入っていける低速電気バス(グリスロ)の導入についても、私は唯一「採択」を主張し実現を求め、新しい公共交通の計画に書き込むことも、唯一、私だけが求め、書き込まれることになりました。

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