山内えり

∞ちょっとだけ栄養の話∞ 2016.2月号掲載

2016.02.10

∞ ちょっとだけ栄養の話∞

1/18には東京でも雪が降り、朝、晩と冷える日が続いていますね。本格的な冬到来という感じですが、風邪などひいていませんか?

今回は風邪をひいてしまったときの食事についてご紹介します。

よく、風邪のひき始めには卵酒と言われます。卵白に含まれるリゾチームの細菌を殺す作用と、日本酒の体を温めながら熟睡できる作用のおかげで、風邪が治りやすいと。

ただ、お酒が苦手な方もいらっしゃいますので、食欲のないときでも食べやすい卵粥で一気に風邪を吹き飛ばしましょう。

卵粥に入れるネギには、辛味成分、香りの成分である硫化アリルを含み、発汗作用があると言われています。ネギの白い部分は葱白(そうはく)といい、漢方でも使用します。熱を出して体を温める作用があります。

 

 卵粥

材料(2人分)

・ご飯(冷ごはんでよい)  400g

・水              600ml

  • 塩           小さじ1/3
  • だし          小さじ2/3
  • 醤油          小さじ1

・卵             1個

・ネギ、青ネギ       適量

作り方

  • ご飯、水を鍋に入れ火にかける。ネギ、青ネギは5mm幅に切っておく。
  • 沸騰してきたら、弱火にしてコトコト煮る。
  • の調味料を入れて、さらに煮込む。

③水気がなくなり、粘り気が出てきたら卵を溶きいれる。かき回してすぐに蓋をし、火を止める。そのまま1分蒸らす。

蓋を開け、ネギ、青ネギを入れてさっとまぜて出来上がり。

 

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