毎年夏に参加していた自治体学校。
全国から自治体職員や議員が参加し、保育や教育、介護、医療、財政・・・
多岐にわたる各分野の学習をする機会です。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でzoomでの分科会、講座視聴となりました。
1日目の昨日は「公共施設の統廃合、民間委託の現状と対抗軸」という分科会、
2日目の今日は「コロナ禍で地域医療は大丈夫か?424病院名指しリストおよび地域医療構想で地域が衰退する」という分科会に参加。
公共施設のあり方を考える視点がとても大事。公共施設は何のためにつくってきたのか、生活を豊かにするものであり、人口が今後減少するからといって20年30年前の水準に戻す必要はないという先生のお話、ものすごく納得できる話でした。
今日の分科会も、新型コロナウイルスの感染拡大で医療提供体制がいかに大事かを突き付けられたと同時に日本が諸外国と比べて検査数も医師数も感染症病床数も少なすぎることをデータで突き付けられた。先進国と言われる日本なのに恥ずかしい気にさえなってしまった。政府が医師も看護師も増やさず、タスクシフトで補おうとする姿勢を変えていないことも腹立たしいし、納得できないし、このままじゃ、本当に医療を必要としたときに医療を受けられない方が多数でることになりそうで恐ろしいと感じました。
じゃあどうすべきなのか、コロナ禍で浮き彫りになった日本の医療体制の問題。
国民の命や健康、暮らしをどうしていくかという視点を政府がもつべきだが、今の政府には
そういう姿勢がなさすぎる。やはり、政府を変えるしかないか。。。
自治体でできることはなにか、さらに学んでいきたい。
来週も「保育 コロナ禍から見えてきたこと」に参加予定です。