伊藤 大気(墨田地区・都政対策責任者)

みなさんの声からつくった緊急要求

2025.06.03


長期の経済停滞で暮らしの困難が続き、生活が疲弊しているところに物価高騰が襲いかかっています。物価高騰を上まわる賃上げを実現するには、雇用の6割を占める中小企業への支援が不可欠です。
伊藤大気は、賃上げのみを条件にした一人当たり12万円の中小企業むけ賃上げ応援助成金をつくります。

東京の住宅価格が高騰し、家賃値上げに波及しています。普通に働いている人が東京に住めないという深刻な事態が広がっています。しかし、東京都は都営住宅の新規建設を長年にわたって行ってきませんでした。伊藤大気は、都営住宅入居資格がある約70万世帯とそれより少し広い範囲を包含できる100万世帯に、月1万円の緊急家賃補助を実施します。

物価高の今、教育費の負担も重くなってきています。学校が続けられない理由の第1は「経済的理由」、その中でも一番多いのは修学旅行費用の負担だという調査結果があります。日本共産党の伊藤大気は、修学旅行費用の無償化を求めます。公立、私学を問わず高校生には9万5千円はじめ、中学生、小学生それぞれに旅行費用、移動教室費用を支給します。制服の無償化もすすめます。

日本共産党が長年にわたり繰り返し要求してきた学校給食の無償化が実現しました。しかし、修学旅行の費用の高騰が大きな負担となっています。経済的理由で高校通学が続けられない大きな負担の第一が修学旅行だといいます。一部の区では修学旅行の無償化に踏み出しはじめています。日本共産党都議団は今年1月の議会で東京都も無償化に踏み出すよう求めました。伊藤大気は、高校、中学、小学の修学旅行費用と高校、中学の制服代を支給する制度を実現します。

通学のための交通費負担も暮らしを圧迫しています。伊藤大気は、公立・私立を問わず通学定期への年1万円までの補助を実現し、あわせて学生パスの創設をおこないます。また、国に働きかけて公共交通は18歳まで子ども料金とすることを実現します。

繰り返し値上げされて高額となった国民健康保険料、後期高齢者医療保険料を一人3万円引き下げます。子どもの均等割の軽減は、東京都も国に求めています。2022年度から未就学児に限り半額に減額されました。伊藤大気は、これを踏まえ、東京都として18歳までの子どもの均等割を全額免除とすることを求めます。

物価高騰のもとで、都民の公共料金負担を軽減することが求められます。その中で水道料金の値下げは東京都の責任で実行可能です。都は、7月~10月の水道の基本料金を無料にすることを決めましたが、伊藤大気は、水道料金の10%値下げを求めます。これは都の一般会計のわずか0.2%で実行できます。

シルバーパスはかつては大半が無料でしたが、石原都政によって有料化されました。日本共産党はシルバーパスの値下げ、無料化を繰り返し求めてきました。昨年の議会に提出した値下げ条例案は、自民、公明、都民ファーストの反対で否決されましたが、その後東京都は今年度の予算で4割値下げをおこないました。伊藤大気は、物価高から高齢者の暮らしを守るために、さらに進めてシルバーパスの無料化を実現します。

賃金が上がらないもとでの物価高から都民の暮らしをまもるために、全都民1422万人を対象として一人1万円の生活支援給付金を支給します。



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