朗報ー補聴器購入助成が拡充されます
所得要件は撤廃し補助額約3倍に
高齢者の聞こえを支援し認知症予防にも役立つ補聴器の普及を図るため、区が実施している補聴器購入助成が4月から拡充されます(下記参照)。
金子区議は昨年10月の決算委員会で、高齢者の16%が「日常生活に聴力で多少支障がある」とする都の調査を示し、文京区では7千人が聴力に「多少の支障」があることになるのに、2023年度の区の補聴器補助の実績は64件に留まると指摘して、対象の拡大を要求。また、補助を利用して購入した補聴器の平均額が25万円(2023年度)であることを明らかにして、補助額アップを要求していました。
さらに、福手ゆう子都議ら党都議団は耳鼻科医の方をパネラーに、高齢者の聞こえの支援の学習会を開き、補聴器購入助成の財源を区市町村に提供する独自の補助金制度を今年度から実現させています。
新年度からの拡充は第一歩であり党区議団は更なる充実を求めて行きます。
補助金の使い方は…
Q 3年前に2万5千円の補助金を使い補聴器購入しましたが、買換えのために拡充した補助金は使えますか?
A 使えます。ただし、2万5千円の補助金を使い購入してから5年経過した後でないと、拡充した補助金は使えません。
Q まもなく、補聴器を購入する予定だけど、どうすればいいの。
A この補助はまず、区へ申請?医師の意見書を区へ提出?助成決定?購入?助成金請求?振込という流れです。申請と意見書提出は今年度中に行い、購入は4月以降なら拡充した補助金上限で支給されます。
対象:住民税非課税者のみ→所得要件撤廃・65歳以上の方全員 に
補助額上限:2万5000円→上限7万2450円 に
申請:再申請不可→5年経過ごとに再申請可能 に
お問合せ区高齢福祉課5803-1213