子どもの命軽視では
区立保育園の給食調理委託を検証し直営に戻せ
食中毒発生は保護者の質問で判明
昨年9月から行われていた区立千石西保育園の給食調理委託の業者選定で、唯一応募したレパストを書類審査で通過させたものの、1月に入り、過去1年で3回の食中毒(中央区で2回、町田市で1回)を起こしていたことが、2次審査での保護者代表の質問で発覚していたことが、17日の子ども子育て委員会での金子区議の質疑で明らかになりました。
この事業者選定は1月中旬に「提出書類等に不備」があるとし「選定業者該当なし」として終了しましたが、乳幼児の命に関わる食中毒の発生状況について、区側が保護者委員のように質問できず、書類審査を通過させていたことの検証が必要です。
金子区議は委員会で「区側には『民間事業者は安全に給食を提供できるはず』という過信があったのではないか」と指摘し、2017年度から8年間の委託業務の検証と直営に戻すよう要求しました。