不戦のつどい

年金者組合が企画した8月13日の不戦のつどい、たくさんの方が参加されました。私も親江会山本会長が被爆体験を話されるというので参加しました。すいとんもごちそうになりました。参加費300円。DVD「琉球弧を戦場にするな」のドキュメンタリーの映像も、最新の自衛隊と米軍の共同演習、南西諸島への自衛隊基地増強の実態と住民の抗議行動がよくわかる映像でした。島々の平穏な暮らしが自衛隊の基地増強で戦争に巻き込まれる危険を感じ取った住民が抗議行動をしています。「自衛隊はなんのためにあるのか」「戦争は絶対ダメ」、住民の声が響きます。

親江会山本会長の小二の時の被爆体験はリアルでした。学校に行くか行かないか1・2年生で相談していた時に原爆の爆発があり、気を失ってしまい黒い雨は認識していないとのこと。頭のけがに蛆がわいていたかったとか、髪の毛がずっと生えないままだったとか、柔道をやったが、柔道着の襟がすぐ血で真っ赤になったくらい皮膚が弱くなっていたとか、思い出すのがつらくて誰にも話せなかったとか、苦しい思いを話してくださいました。いつものように、詩吟「原爆行」を吟じて、被爆の実相を訴えられました。何度聞いても、詩吟のすばらしさは格別です。

15日の終戦記念日、不戦を訴えながら宣伝行動を行います。岸田首相が総裁選に出ないとニュースが流れましたが、自民党そのものの反省がないまま、頭だけすげかえるようなやり方でいいのでしょうか。岸田政権が裏金作りに反省もなく、軍事費をこの間大幅に増やして年間8.9兆円、5年間で43兆円の増額を進めています。政権を変える力を大きくし、戦争をさせない、憲法をかえさせない、そういう日本にしていきましょう。