議員定数削減、自民・公明の数でおしきる
江戸川区議会第1回定例会が3月24日に閉会。大変残念なことに、自民15名・公明11名の区議が、数の力で、議員定数削減を強引に決定。2027年の区議会選挙から適用です。
日本共産党も含む政党・会派14名はすべて反対を表明し、反対討論を6名が行いました。区議会議員総数の3分の1にあたる14名の区議の反対を無視して数の力で押し切るやり方は、区民の声を届ける議会の役割を自らなげすてることにつながります。各会派の反対討論も理にかなった内容で、議会改革検討員会が、様々な議会改革の課題を論議せずに、先に議員定数削減の結論ありきですすめられたこと、実質審議が約1時間程度であったこと、自民公明の定数削減がいかに区民無視であり、議会制民主主義をないがしろにするものかを指摘しました。
日本共産党は、小俣区議が反対討論に立ち、以下の5点をのべました。
①今回の議会改革検討員会設置は唐突感があった。議員定数削減の陳情がでていることから、定数見なおしも含めた委員会設置が提案されたが、日本共産党は、政務活動費のネット公開の趣旨採択が5年前にされているから、これこそ優先すべき。
②誰一人取り残さないSDGs共生社会を目指す方向に逆行する。少数意見が排除される恐れがある。
③議員報酬や政務活動の見直しこそ、先にやるべき課題。
④議会、議員の仕事は、地域住民の意思を代表して、地方公共団体の意思を決定すること、執行機関のチェック。今でも議員定数の区民人口比率は少なく、これ以上の定数削減はするべきではない。
⑤委員会の運営は、結論を急がせた。もっと慎重に、区民意見を取り入れて議論すべきと提案したが、受け入れなかった。実質審議は累計で1時間程度であった。
今回の選挙で、日本共産党の議席を4名確保し、引き続き、議員定数削減については意見を言っていきます。日本共産党へのお力添えをよろしくお願いします。大橋美枝子頑張ります。