都知事出馬要請問題を区議会で質問

東京都知事選挙に向けて、5月28日に都内62区市町村長のうち、斎藤区長も含めて52区市町村長が小池知事に3選出馬を要請したことについて区議会本会議で区長に質問しました。

東京新聞の報道によれば、日野市長は5月30日の記者会見で「小池氏側からの応援依頼だったのが何故か首長側からの出馬要請になってしまった、心外だ」とのべ、新宿区長は6月4日に「小池知事側からの要請を受けての動きではない」とし、小池知事も5月31日に「私からの依頼はしておりません」としています。今の小池都政は、国際競争力強化として、神宮外苑や築地市場跡地や日比谷公園などの大規模な再開発を推進し、都立病院民営化、葛西臨海水族園建設では大量の樹木伐採など、区民の要望との乖離が大きく、小池都知事を要請する理由があるとは思えません。区民からも区長の名前を連ねての現職知事への立候補要請はなぜか、区民の代表者が行うことなのかと意見が寄せられています。区長が立候補要請に名前を連ねるに至った経過をお聞かせください。

区長は「個人の思想信条に関すること。月に一度の区長会の後話があった。4年前はコロナの影響もありなかった。8年前も話題になった。有志で名前を連ねた」と個人を強調しました。

私は、小池都政は区民の求める施策を行わないことや、上意下達で議会軽視があり、要請はなじまないと指摘しました。

日本共産党東京都議団の議会質問に対し、小池知事が答弁にたたず担当局長が答弁する事態が繰り返されてきました。原純子都議は12日の議会最終日に厳しく都政を批判しています。都知事選が始まりました。小池知事は「ステルス作戦」などと揶揄されていますが、正々堂々と論戦をするべきです。蓮舫さん勝利で政治を変えたいですね。