SDGsの推進を
SDGsは17の目標があり、それぞれの自治体で取り組みを進めています。江戸川区議会行財政改革・SDGs推進特別委員会で足立区の取り組みを聞きに区役所まで出かけました。
この写真は足立区議会の議場です。江戸川区議会の議場より壁面や天井の高さなどの関係でしょうか、明るく感じました。江戸川区は船堀4丁目への庁舎移転が決まっています。豪華庁舎にならないようチェックを強めていきます。
SDGs推進について、足立区の取り組みは、モデル事業として国が認定したものです。逆境を「まちの力」で乗り越える、とりわけ貧困の連鎖を乗り越えるために、「人づくり」と「まちづくり」に力を入れるというものでした。足立区がモデル事業に認定されたのは、「貧困をなくそう」を打ち出したことがあると担当部長から説明がありました。
足立区のボトルネック的な課題(健康、治安、学力)その根底にある共通の原因は、貧困の連鎖であり、これらを克服しない限り正当な評価が得られないとしています。誇りをもって住みたい、住み続けたいと思える街に、区のイメージアップ戦略をと、綾瀬エリアでモデル事業を進めています。足立区は、地域活動への参加意欲のある若い世代の思いを形にできる新しい場を創出する必要があると、「アヤセ未来会議」を新設し、シャッターがおりたままの綾瀬駅西口高架下をJRから借りて、活躍や挑戦の場、来街者・途中下車の人々を呼び込む場として再生したいとしています。人がつながる公共空間も整備します。私もこの新たな取り組みを注視していきたいです。
江戸川区も「2030年の江戸川区」SDGsビジョンについて意見募集をし、8月下旬には2100年共生社会ビジョンと合わせて完成させる予定です。ビジョンを持つことは大切ですが、未来に直結する気候危機の課題を中心にすえたビジョンにしていく必要があると思います。日本共産党は気候危機打開に「2030戦略」を昨年発表しました。私は、SDGsの柱として、気候危機問題を位置付けることが必要だと考えます。