篠崎公園地区高台街づくり、工事実施説明会
8月9日と10日、篠崎公園地区高台街づくり、工事実施に向けた事業説明会に行きました。途中道路が混雑して、説明が聞けないことになってしまいましたが、参加者の皆さんが困ったことの質問が聞けて良かったです。質問に明確な答弁がないこともあり、くりかえし、丁寧な説明が必要だと感じました。参加者からも、丁寧な説明を求める声がありました、当然ですね。
参加された方が、「新しい駐車場がわかりにくい。適切な看板を出してほしい。私の駐車場にしてある場所の前に、違法駐車が繰り返され、自分の駐車場が使えない状況になっている。土手から新しい駐車場へ行くときは通行止めばかりで、駐車場に行かれない。また、トイレの表示がわかりずらく、トイレを貸してほしいとひっきりなしに訪問客があり困っている」と質問。回答は、「わかりやすい表示をしたい。新しくトイレを作っている。看板を作る」と。
今工事中の駐車場への土手からの道は、ほとんど通行止めになっていて、新しい駐車場にたどりつけない。土手からではなく、新しく公園内に作った仮設道路に出ないと、駐車場には入れない。この仮設道路に、土手から入れないということのようです。以前は、土手のすぐそばに駐車場とトイレがあり、それを利用していた方が戸惑っている様子がわかります。強引にスーパー堤防事業を進めてきた国、都、区は住民の迷惑にならないように道路案内板をきちんとつけるか、人をつけるか。道路を直接見ていないのでこのくらいしかお伝え出来ません。困ている区民の声を聴いて対応を!
スーパー堤防の模型図をまた見てきました。樹木が伐採され丸裸状態の篠崎公園の該当地域、乱暴な計画が残念です。写真上部の緑色の場所が樹木が伐採されたままになっています。これから盛土をする予定です。また、青の磁石がおいてありますが、この場所から川に近い土手の部分は水没しない場所だと区が説明しています。模型は盛土をしたと想定したもの。手前が新しい駐車場。
参加者が、この高台に何人くらい避難を受けいれられるのかと質問すると、「高台街づくりといっても、江戸川区は広域避難が前提で、逃げ遅れた方がこのスーパー堤防の高台に避難するという想定だ」と説明しています。莫大なお金をかける意味がますます分からなくなります。