コロナ感染症対策で区長要請

8月2日10時半から斎藤区長にコロナ対策を申し入れしました。原純子都議と区議団4名で、約30分要請しました。

オミクロン株の亜系統であるBA.5による感染が急拡大し、発熱外来が受診できないと相談が寄せられました。結局、その方は会社が療養照明はいらないとなったことから、発熱外来は受診しないで10日間の外出自粛ですますとしました。発熱は売薬の解熱剤で治ったとのことでした。こういう方がたくさんいるのではないでしょうか、ある医院は、発熱外来一日14件の枠があるが、8時半から受付て9時には予約がうまるとのこと、電話での予約が取れない状況がよくわかります。発熱外来センターの設置や医療・介護・こども・教育などの関連施設での週一回のPCR検査、困窮する区民への区独自の生活支援策などを求めました。

区長は「医師会と頻繁に連絡を取り合っている、医師の協力がなければ何もできない。医療スタッフに感謝している。発熱外来センターを作っても医師を確保できるか。検査の半分は陽性だと聞いている」「外来が足りないので訪問診療やオンライン診療をすすめている」と。

区長はさらに「入院は60代以上が多い、若い人が感染を広げていることになる、高齢者施設でクラスターが多発している実態がある」とも。区長は「困っている人には対応している」と回答。

しかし、公的な支援はまだまだ不足しています。濃厚接触者への検査キッド配布をひろげること、在宅療養者への食糧支援、困窮者へのエアコン購入補助の要件緩和などをもとめました。