核兵器のない世界に
原水爆禁止2022年世界大会が開催され、江戸川からも代表が参加しました。私は、6日に開催されたヒロシマデー集会をオンラインで視聴し、江戸川区から参加しました。コロナ感染症拡大からうみだされたオンラインの配信はリアル参加のような臨場感が感じられ、大変感動しました。この写真は、滝野公園にある原爆犠牲者追悼碑です。被爆者の皆さんが命がけで世界中の方に被爆の実相を訴えて核兵器禁止条約が発効し、現在は65か国の参加となりました。6月末には核兵器禁止条約締約国会議が開催(オーストリアのウイーン)され、核兵器を使う発言をしたロシアにも大きな影響を与えていることでしょう。さらに、8月1日からはNPT(核不拡散条約)再検討会議がニュヨークで開催され、NPTの6条、核保有国は核兵器の縮減をする努力を求められています。ヒロシマデー集会において、再検討会議第一委員会で議長を務める、マレーシアのサイード・モハマド・ハスリン国連大使は、一握りの国が核兵器の必要性を主張し、万人の安全保障がおかされていると指摘しました。核兵器廃絶への大きな流れを実感しました。また、ハスリン氏は、核兵器廃絶に向けて「市民社会が死活的な役割を果たす」とも。
核兵器廃絶のために日本政府が核兵器禁止条約に署名批准することを求めるとともに、日本政府が、世界中の核廃絶の先頭に立つことを求め続けていきたいです。