2025年度予算案への修正提案

予算特別委員会に、毎年、区議団は予算修正案を提案しています。今年も、物価高騰のさなか、子育て世帯への支援など区民要望に基づく最小限の増額修正、及び住民犠牲を伴うスーパー堤防事業と一体の土地区画整理事業、テスト優先の教育につながる統一学力調査の予算を減額修正する、予算修正案を提案しました。残念ながら修正案は否決となりましたが、提案ができたのは、議会交渉会派となる要件をみたす4名の議席があるからです。この議案提案権を活用し、児童育成手当増額と子どもの国民健康保険料免除の2つの条例を提案しています。

2025年度予算への修正案の内容

一般会計歳入歳出予算の減額修正 歳入を、総額3346億3509万5000円から3332億7734万1000円に減額。土木費と繰越金を減額します。スーパー堤防事業と一体の土地区画整理事業には国と都から土木費の補助金などが含まれており、歳入総額13億5775万4000円の減額修正します。

歳出は、①福祉費の児童育成手当を月2000円増額するのために1536万円増額。②健康費の医療保険関係費を3億6000万増額し、18歳未満の子どもの均等割り保険料免除のための国保特別会計への繰り出し金増額。③土木費、土地計画整理事業19億644万6000円の減額。住民犠牲をともなうスーパー堤防事業と一体の「高台街づくり」及び上篠崎一丁目北部土地区画整理事業費の削減。④教育費、教育指導費2917万5000円減額。テスつながにつながる区統一の学力調査に係る事業費削減。歳出全体で13億5775万4000円を減額する提案をしました。