特別支援学校増設へ
3月6日に都教育庁が、都内の特別支援学校に在籍する子どもが、2031年度に現在より1800人余り多い1万6485人に上るとの推計を公表し、特別支援学校の4校新設、9校増改築するとしました。
特別支援学校の新設・増改築は大歓迎です。今までも、教室をカーテンでしきって授業をしていると聞いています。都教育庁の発表のやり方におかしなことがあります。原純子都議が2月28日に、特別支援学校の増設を質問した時は答弁せず、その直後に発表したのはなぜでしょうか。都民の声を議会で質問したことをはぐらかし、独自に発表するのはあまりにも不自然です。どうして原純子都議の質問に答えなかったのか。都議会文教委員にも事後報告だとのこと。都議会議員選挙を意識して、日本共産党都議団の議会質問の答弁を避けたとしか考えられません。文教委員会では、英語のスピーキングテストの際に準備の不手際で255人もの再受験者が出たことにも、まったく問題がなかったとの答弁を繰り返したのですから、都教育庁の責任者は、それでも教育に携わる人たちかと、文教委員会の録画を見ていても腹が立ちます。
知的・発達障害のための小中の特別支援教室などに在籍する子も、2024年度5万1650人から2031年度には6万981人に増えると推計しています。江戸川区も増設計画が必要です。自閉症・発達障害の特別支援学級の新設の準備がはじまります。課題もあり、1年以上かけた準備が必要ではないでしょうか。都教育庁は、特別支援学校は、2028年度以降に、東大和市、墨田区、新宿区の都有地に3校、江戸川区の区有地に2032年度以降に1校を新設するとしています。江戸川区内に新たに特別支援学校ができるのは歓迎しますが、もっと早く建設できないものかと思います。