江戸川区は、受動喫煙防止重点区域の指定とセットで喫煙所を設けています。一番初めは、2020年7月16日に設置された平井駅北口でした。その後、西葛西駅、葛西駅と喫煙所が設置され、小岩駅は重点区域に指定されたものの、場所が民間施設という変則的な形でした。

その後、今年の8月から船堀駅南口トイレそば設置された喫煙所（写真）の利用が開始され、小岩駅北口にも設置されます。喫煙所の設置に反対してほしいという声も区議団に届いています。区議団としては、受動喫煙防止のために喫煙所設置は現状ではやむをえないと考えています。また、区としても３年をめどに喫煙所を撤去するかどうか判断するとしています。区議会には民間施設の喫煙所設置に助成金を出してほしいという陳情も出されています。生活振興環境委員会で陳情の審査結果がどうなるかわかりませんが、受動喫煙や健康被害のことを喫煙者によく理解してもらうことが必要であり、喫煙所を固定化することにつながる助成は適切ではないと考えます。

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