葛西駅の風車

地下鉄東西線葛西駅南口広場に風車があります。ビルの谷間でもあり、動くところをなかなか見られませんが、風向きによっては動いています。この風車は、土地区画整理組合の仕事納めの記念に設置されました。その内容が、石碑に書かれています。東西線が開通したのが1969年(昭和44年)のことで、私が江戸川区の教員となって初任者研修で区内巡りをしたのが1971年で、その2年前に開通したのです。はじめて、東西線を見た時に、葛西駅周辺は高架の線路以外にはほとんど何もなく、当時一番南に位置した第四葛西小学校の屋上から見えたのは、見渡す限りの埋め立て地のような景色でした。

土地区画整理組合は大変なご苦労だったと思います。私が議員になった16年前、地域訪問の時に、土地区画整理組合の土地の仕分けでだまされたという方に会いました。環状七号線の土地とその周りの配分だったようです。その方に苦情を言われても、話を聞くことしかできませんでした。ただ、葛西の地域の方の協力がなければ、まちづくりが進まなかったことは確かです。記念誌もあります。

  

さて、この風車ですが、修理はしないで撤去すると区から説明を受けています。小さなモニュメントにして残す方向で話を進めているとのこと、当時の中心となった方はほとんどお亡くなりになっているとおもわれます。葛西のまちづくりのモニュメントがなくなるのは寂しい気持ちもありますが、ほとんど動いていない状況から、撤去もやむ負えないとおもいました。風車のそばにヒガンバナが咲いていました。暑い夏もおわり、虫の声も聞こえます。季節が変わるたびに豊かな自然を感じられる日本の四季を大事にしたいです。気候危機をこれ以上すすませたくありません。

写真は9月18日に撮影。