葛西臨海水族園
葛西臨海水族園の建て替え問題が都議会で指定管理者にゆだねられることが第四回定例都議会で決まることから、原都議のよびかけで、水族園の視察が12月6日にありました。区議団も参加。私はしばらくぶりです。くらしと区政の正月号に掲載するために区議団の集合写真も撮りました。
少し雨模様で寒い日でしたが、水族園の中は暖かく、丁寧な担当者の説明で楽しく鑑賞できました。
入館してすぐは、サンゴの海です。以前来たときは、説明員が随行する時間帯で、詳しく案内してもらったのを思い出しながら回りました。マグロの回遊の大水槽は、半分に仕切られていました。すぐそばの海は二つの川の河口に位置するために海水が薄められるために海水は購入しているそうです。それは知りませんでした。きれいな魚たちをみながら、裏方も見せていただきました。マグロの水槽の海水を浄化する装置は古くなったために5年前に入れ替えたそうです。また、展示している魚と同じくらいの魚たちが展示しない別の水槽で飼育され、常に魚を補充できるしくみです。かつて、マグロがほとんど死んだことがありました。原因は発表されていないと思いますが、飼育員の方は大変なご苦労をされているのではないでしょうか。ペンギンたちにも会えました。
水族園の視察の後は、隣接した新たな水族園の建設場所も視察しました。ここには、水辺の鳥、日本コウノトリ1羽、タンチョウ1羽、淡水生物館があります。淡水生物園では、ヤマメやイワナ、タナゴなど。イワナは食べたくなりますね。でも、このあたりは新しい水族園ができれば取り壊しになるのです。他にも樹木1400本が伐採されるかもしれません。30年以上の歴史を重ね、野鳥の森とも隣接しているこの場所の自然を交わすことになる計画は納得できません。この隣接地に433億円の費用で新しい水族園が5ねんかけて建設され、その後、20年の指定管理にゆだねられます。民間丸投げでいいのでしょうか。