新年賀詞交歓会

1月5日、タワーホール船堀にて賀詞交歓会式典と懇親会が行われました。3年ぶりの開催と司会者が紹介していましたが、コロナ感染拡大の中でもあり、参加者はいつもより少なかったように感じます。自主的に辞退された方もいるかもしれません。5階の大ホール入り口のロビーから富士山が見えました。なかなか見る機会がありませんでしたが、雪におおわれた富士山は輪郭がくっり見えて美しい姿でした。

式典の前に広報ビデオとアトラクションがありました。広報ビデオでは葛西地域の公園の映像が出て、水と緑のまち江戸川と紹介されていました。映像でも紹介された総合レクレーション公園と新左近川親水公園をPark-PFIで民間委託を決めたのですから、区民にもっと丁寧に説明するべきです。写真は映像で、総合レクレーション公園の一部と新左近川親水公園の半分がわかります。自然豊かな公園の木の伐採などを民間委託で進められては困ります。

アトラクションで鹿本中吹奏楽部の素晴らしい演奏がありました。全国コンクールに出場して「最優秀グランプリ賞」や「文部科学大臣賞」も受賞している実力です。今日の曲目は、「斎太郎節」の主題による幻想、ブルーシェイズ、マツケンサンバ2と、高齢者にもサービスした選曲です。どれだけ練習を積み重ねただろうと想像するだけですが、努力の結晶ですね。フルートやオーボエの魅力を存分に発揮した選曲です。やりがいがあることでしょう。私は、昔の田舎の中学校ですから、部活はバレー部とテニス部と陸上部、吹奏楽部はありませんでした。ハーモニカしかさわったことがありませんでした。古い話です。

式典では、区長はじめ来賓の挨拶で、コロナ感染症の広がりへの対応、医療従事者への感謝の言葉を述べておられました。しかし、政府は、感染の広がりに対して、緊急事態の宣言もなければ蔓延防止のよびかけもせず、自己責任の対応に切り替えていることでいいのでしょうか。介護施設などでの感染の広がりはニュースにもなりません。命を大事にする政治、最優先の課題です。

懇親会ではいつもお世話になっている自治連会長さんに挨拶、懐かしい方にも会えました。今回は簡単な懇親会にするために、時間を短くし、お弁当のおみやげつきでした。懇親会は会費制にするべきと考えます。10年以上前になりますが、江東区の賀詞交歓会に教職員組合代表で参加した時は2000円会費でした。今はいくらでしょうか。