篠崎公園地区まちづくり
都立篠崎公園高台化準備の最初の事業、公園内の仮設道路工事が6月13日から始まりました。国の高規格堤防(スーパー堤防)や区の道路整備、区画整理などと一体で実施される事業です。
5月末に開かれた篠崎公園地区まちづくり全体の説明会(国・都の主催)は、1時間で打ち切られ、多くの疑問が残ったままでした。
その後、実施された仮設道路工事の説明会(都主催)は、その場で初めて着工日が3日後と説明されるなど住民を軽視したものでした。これらの説明会は、近隣のごく限られた住民のみが対象で、多くの住民や利用者には知らされないままです。議会では、国や都、共同事業者である区のこうした姿勢を質し、事業や工事の概要を広く周知することを求めました。
また、区議団は7月12日に仮設道路工事の現場などを視察しました。篠崎公園の一部を盛土するために今あるバーベキュー広場やテニスコートなど廃止と800本の樹木を伐採する本当に酷い内容です。まちづくりは住民が主人公でなければなりません。
7月17日は小岩アーバンプラザで住民のみなさんが頑張っている「江戸川区第84回スーパー堤防問題を考える協議会」が開かれました。治水に役立たず、莫大な費用、住民への負担がかかるスーパー堤防事業や、今、気候危機、異常気象で各地で起きている洪水災害なども報告されました。私も牧野区議と参加しました。
区議団は地域のみなさんと力を合わせてこれからも理不尽な事業を告発しながら、住民本位のまちづくりをめざして頑張ります。
今ある篠崎公園の駐車場が廃止され、新たに公園内北篠崎側A地区に整備されることになります。8月中旬から工事が始まり、その説明会を下記の通り実施します。
日時 (2日間同じ内容です)
8月5日(金) 19:00~20:00
8月6日(土) 11:00~12:00
場所
江戸川区立篠崎第2小学校 体育館