練馬区は、来年度予算案を発表し、そのなかで学校給食費の完全無償化を2024年4月から実施すると明らかにしました。
予算額は約30億円で、うち半額は都の補助を利用します。
同時に、幼稚園の副食費への補助も、第1子からに対象を拡大します。
学校給食費は昨年から第2子以降を無償にしていましたが、23区内で完全無償化が広がっていました。
また、小池都知事が、学校給食費について「都として先行して、学校給食費の負担軽減に踏み出す」と表明し、それを受けて昨年末、共産党区議団も含む区議会幹事長会出席会派が超党派で、前川区長に対し完全無償化の実施を申し入れていました。
私たちは区民の声、署名運動とも結んで、ともに完全無償化に向けて奮闘してきましたが、ついに実現することになりました。大きな前進です!
改善点として、重度のアレルギーなどで給食が食べられずお弁当を持参している子どもには、給食費相当額を支援するよう求めていきます。
また、新宿区などでは、私立や国立の学校に通う子どもたちにも給食費相当額を支給します。給食の完全無償化は大きな前進ですが、そこで止まらず、さらなる拡充を求めます。
そして、義務教育の完全無償の実現を目指して取り組んでいきます。