今春、一次募集だけでも保育園申込件数が昨年より256人多い5386人となり、不承諾、つまり入れない件数は約1800人となりました。なかでも1歳や3歳児で増加しています。
こうした事態を受け、練馬区議団として区に対し緊急に対策を取るよう申し入れをしました。
申し入れ文では、どこにも入れていない待機児と家庭の状況をつかむこと、4月1日時点での待機児童数を暫定でも公表すること、今年度や来年度の認可保育園整備計画を大幅に増やすことと、その際は5歳児まで預かる保育園の計画的整備をはかることなどを求めています。
練馬区には、必要とする子供たちを保育する義務があります。結婚しても働き続けたいという女性が仕事に復帰できないことは社会にとって損失と思いますし(それが女性ばかりというのもおかしいと思いますが)、共働きしなければ生活が成り立たない厳しい家庭などがあるもとで、保育環境の整備は切実な願いです。
申し入れには、野村説区議予定候補も参加しました。