体と心の性が違う、トランスジェンダーの支援に関わり、国会でLGBT理解増進法が成立しました。
しかし法律に、「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」という文言が加えられ、マイノリティのための取り組みを進めることが、マジョリティ(多数派)の安心を脅かすかのような中身にされました。
これだと理解増進どころか、トランスジェンダーにとって極めて危険なものになりかねません。
当事者の皆さんは差別や偏見を恐れ、ひっそりと暮らしていて、性被害を受ける人が多いという実態もあり、ほんとうに苦しんでいます。
トランスジェンダーへの理解を深めるには、教育が重要です。
教員の理解や子どもたちへの性教育を含め、トランスジェンダーの生きづらさを軽減する教育が重要です。当事者の実態を見ていないLGBT理解増進法は改正が必要です。