練馬区は3年連続待機児童ゼロを達成したと言ってますが、本当は認可保育園を希望しながら410人の子どもたちが入れていません。
きょうだいで同じところに入れたいなどの理由で、特定の保育園を希望している255人などを待機児童から外しているからです。
「特定園のみ希望」であっても、保育を必要としており、認可保育園を希望していることに変わりはありません。自宅から2キロ圏内の保育園を選ばないからだということですが、2キロはけっこうな距離があると思います。ましてきょうだいを別々の保育園に預けに行かないとなれば大変です。
しかし練馬区はそうした人たちに寄り添わず、待機児童の数から外しています。それで待機児ゼロだというのはそうした人たちの存在自体を否定するようなもので、残酷だと思います。
そんな都合のいい数字いじりではなく、ニーズに応えて保育園を増やすことです。また、区立谷原保育園の廃園はやめ、新たに隣地につくる仮称しろくま保育園と並存させるべきと考えています。
小学校にみんな入れるように、認可保育園も希望すればみんな入れて当たり前にしたいと思います。